クスリのアオキには『精肉コーナー』があります。
肉を売っているドラッグストアって結構珍しいですよね!
でも、ちょっと疑問に思いませんか?
そんな疑問を解決するために、
クスリのアオキの肉が安い理由や価格などについて調べてみました。
「クスリのアオキの肉が安い理由はなんだろう?」
そんな疑問から家の近所にあるクスリのアオキの精肉コーナーを調査してみました。
どうやら、精肉コーナーの肉は『肉の雅屋』という業者さんから仕入れているようです。
(写真の上の方をよく見ると『肉の雅屋』と書いてあります。)
株式会社バリューネットワークが展開している事業のひとつが肉の雅屋です。
肉の雅屋では食品スーパーや業務スーパー、ドラッグストアなどを中心に肉を卸しています。
近畿地方を中心に拠点を展開していて、
なんと、業務スーパー精肉テナント契約店舗数が全国でナンバーワンなんです!
ちなみに精肉テナント以外にも、青果テナントや飲食店事業も行っているそうです。
クスリのアオキなどのドラッグストアは、なぜ肉の雅屋から仕入れているのでしょう。
理由は、肉の雅屋がアウトパックシステムを行っているからです。
アウトパックシステムは、
肉の雅屋に売り場を貸し出すだけで、商品管理・販売管理・安全衛生管理など、
肉の販売で必要な管理であれば全部やってくれるというシステムです。
一般的な食品スーパーのお肉は、バックヤードで肉を加工したりパック詰めをしていますよね。
ではクスリのアオキはどうでしょう?
クスリのアオキやドラッグストアでは、ほとんどの店舗が肉を加工する設備やスペースがないのではないでしょうか。
でもアウトパックシステムなら、設備や加工するスペース、精肉に関するノウハウがなくても展開していけるためドラッグストアでも導入が可能です。
そういった理由からクスリのアオキは肉の雅屋を選んでるのだと考えられます。
肉の雅屋はアウトパックシステムなどの企業努力により、どんどん提携先を増やしています。
現在では160箇所以上もの売り場で精肉商品を提供しています。
この規模の大きさを活かす事で、同じランクや肉質でも他の精肉小売店より安くお届けする事が出来るのです。
生産性や効率が上がって肉を『安く』提供できるんですね!
クスリのアオキのお肉が安いと言われているけれど、本当に安いのか気になるところ。
そこで近所のクスリのアオキで販売している肉の値段を調べてみました。(2021年3月17日時点)
※地域によって価格に差があると思うので参考程度にお願いします。ちなみに埼玉県のクスリのアオキで調べました。
・牛肉
オーストラリア産アメリカ産牛肉切り落とし(肩ロース・バラ) 100g298円
オーストラリア産牛ジャンボステーキ肩ロース 100g348円
・豚肉
メキシコ産豚ローススライス 100g148円
メキシコ産輸入豚バラうすぎり 100g148円
メキシコ産輸入豚ロース肉生姜焼き用 100g148円
メキシコ産豚肩ロース切り落とし 100g148円
メキシコ産豚切り落とし 炒め物用 100g98円
メキシコ産豚バラ肉ブロック 100g128円
国産豚モモ切り落とし 100g128円
国産、アメリカ産豚ひき肉 100g128円
・鶏肉
国産若鶏モモ肉 100g128円
ブラジル産若鶏モモ肉 100g78円
国産若鶏ササミ 100g108円
国産若鶏ムネ肉 100g78円
国産若鶏手羽元 100g98円
国産若鶏なんこつ(やげん) 100g138円
国産若鶏なんこつ(もも) 100g128円
国産生若鶏皮 100g68円
・加工肉
鍋だんご 1パック298円
メキシコ産輸入豚タレ漬け 100g128円
鶏モモ肉が100g78円は安い!豚ロース100g148円も安い!
でも鶏ムネ肉やササミがちょっと高いような・・・?
結論、スーパーより安いお肉もあればスーパーより高いお肉もある。
安いお肉なのか高いお肉なのかを見極める”主婦力”が試されますね・・・!
クスリのアオキの精肉コーナーについてお話してきました。
まとめるとこんな感じです。
・クスリのアオキのお肉は、肉の雅屋から仕入れている。
・肉の雅屋の経営規模が大きいからお肉を安く提供出来る。
・クスリのアオキに精肉コーナーがあるのは、ドラッグストアでも導入しやすいアウトパックシステムのおかげ。
・安いお肉もあれば安くないお肉もある。
近所のクスリのアオキは肉の雅屋で仕入れていましたが、全てのクスリのアオキが肉の雅屋さんから仕入れているとは限らないのでそこはご了承ください。
他のクスリのアオキでも精肉商品はポイント対象外の可能性があるので気をつけてくださいね!